○議長(匹田郁君) 若林議員。 [10番
若林純一君登壇]
◆10番(
若林純一君)
決算委員会と
予算委員会において、
議会運営委員会で決めたルールに従わなかったので発言を認めなかったということについては分かりました。ただ、2日目の
教育民生委員会において、鼻を出した状態で発言が認められたということについては、ルールと違うことが行われております。ちょっと解せないんですけれども、決めたことが、時としてそのルールが守られないというか、守らせていないというか、そういうことが起こったことについては間違いのない事実だと思うんです。先ほどの委員長の答弁では、変えたつもりはないということですが、事実として変わっていますので、なぜ
議会運営委員会で決めたルールと違うことを認めていただいたのか。それについては、どう考えても先ほどの答弁では納得いきませんので、再度答弁を求めます。
○議長(匹田郁君)
教育民生委員長。 [
教育民生委員長 久藤朝則君登壇]
◆
教育民生委員長(
久藤朝則君) 先ほど答弁いたしたとおりでございます。変えたつもりはございません。 以上です。
○議長(匹田郁君) 質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 (なし)
○議長(匹田郁君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 第58号議案から第66号議案については、
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(匹田郁君) ご異議なしと認めます。 よって、第58号議案から第66号議案については、
委員長報告のとおり決しました。--------------
△議決結果
-------------- 議案番号件名結果第58
号議案臼杵市
税特別措置条例の一部改正について
原案可決第59
号議案臼杵市みんなで取り組む
認知症条例の制定について
原案可決第60
号議案臼杵市
過疎地域持続的発展計画の策定について
原案可決第61
号議案辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画の変更について
原案可決第62
号議案令和2年度臼杵市
水道事業会計歳入歳出決算の認定について
原案可決第63
号議案令和2年度臼杵市
下水道事業会計歳入歳出決算の認定について
原案可決第64
号議案令和3年度臼杵市
一般会計補正予算(第6号)
原案可決第65
号議案令和3年度臼杵市
下水道事業会計補正予算(第1号)
原案可決第66
号議案令和3年度臼杵市
介護保険特別会計補正予算(第1号)
原案可決 -----------------------------------
△日程第2
意見書案第3号 上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(匹田郁君) 日程第2、
意見書案第3号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。 大塚議員。 [13番 大塚州章君登壇]
◆13番(大塚州章君) 議席番号13番、大塚州章です。
意見書案第3号
コロナ禍による厳しい財政状況に対処し
地方税財源の充実を求める意見書について、提案理由の説明をいたします。
新型コロナウイルス感染症の蔓延により、地域経済にも大きな影響が及び、地方財政は来年度においても、引き続き、巨額の財源不足が避けられない厳しい状況に直面しています。
地方自治体では、
コロナ禍への対応はもとより、地域の防災・減災、雇用の確保、地球温暖化対策などの喫緊の課題に迫られているほか、医療介護、子育てをはじめとした社会保障関係経費や公共施設の老朽化対策費など将来に向け増嵩する財政需要に見合う財源が求められます。 その財源確保のため、地方税制の充実確保が強く望まれます。 よって、国においては、令和4年度地方税制改正に向け、下記事項を実現するように強く要望します。 政府に対し、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものですが、具体的な政府への要望事項については、お手元に配付している
意見書案に記載しておりますので、議員皆様方のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(匹田郁君) これより質疑に入ります。 (なし)
○議長(匹田郁君) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております
意見書案第3号については、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略したいと思います。 これにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(匹田郁君) ご異議なしと認めます。 よって、
意見書案第3号については、
委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 (なし)
○議長(匹田郁君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。
意見書案第3号については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(匹田郁君) ご異議なしと認めます。 よって、
意見書案第3号については、原案のとおり可決されました。--------------
△議決結果
-------------- 議案番号件名結果
意見書案第3号
コロナ禍による厳しい財政状況に対処し
地方税財源の充実を求める意見書
原案可決
○議長(匹田郁君) なお、各意見書の取扱いについては、議長に一任願います。 若林議員、マスクの適正着用を願います。 -----------------------------------
△日程第3 第67号議案から第72号議案 一括上程、説明、質疑
○議長(匹田郁君) 日程第3、第67号議案から第72号議案を一括議題といたします。 提案者の説明を求めます。 中野市長。 [市長 中野五郎君登壇]
◎市長(中野五郎君) ただいま上程されました第67号議案から第72号議案までにつきましてご説明申し上げます。 まず、第67号議案 令和2年度臼杵市
一般会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。 令和2年度決算につきましては、合併以降最大となり、歳入総額275億2,538万9,921円、歳出総額270億6,669万4,882円で、歳入歳出差引額4億5,869万5,039円のうち、翌年度へ繰り越すべき財源である9,613万3,000円を控除いたしました実質収支額は3億6,256万2,039円の黒字決算となっております。 国は、令和2年度地方財政計画において、地方公共団体が地域社会の維持・再生に向け自主的に取り組むため、地域社会再生事業費を創設し、引き続き地方創生に取り組むためのまち・ひと・しごと創生事業費の継続、そして、医療・介護・子育て支援など社会保障充実のための財政措置を財政計画に盛り込み、地方交付税をはじめとする一般財源総額の確保を行ってきたところです。 このような状況の中、本市においては、第2次臼杵市総合計画の将来像である「日本の心が息づくまち臼杵」を基本に、第2期臼杵市まち・ひと・しごと創生総合戦略の重点プロジェクトに取り組み、重要課題である人口減少に歯止めをかけ、未来へ向けての臼杵創生につなげるため、「住み心地一番のまちづくり」の4つの柱として、1、安心して子どもを産み、子育てできる環境づくり、2、健康寿命を延ばし高齢者が住み慣れた地域で生き生きと暮らせる環境づくり、3、うすきの資源を活かした産業振興の促進、4、移住・定住の推進の4つを深掘りするとともに、防災対策にも注力し、これらの事業のより高みを目指し、重点的に取り組む施策として展開してきたところです。 このような中で、令和2年度決算の特徴としましては、まず、
新型コロナウイルス感染症対策の取組が挙げられます。
新型コロナウイルス感染症については、令和2年1月に国内1例目となる
新型コロナウイルス感染者が確認されて以降、国内全域に感染拡大し、令和2年4月には緊急事態宣言が全国に出されるなど、今まで経験したことのない未曽有の事態となりました。 このような状況の中、本市では、令和2年4月以降、市議会のご協力の下、令和2年5月1日開催の臨時会を皮切りに臨時会4回、専決3回、定例会において7回、計14回の過去最多となる補正予算案を上程し、議決いただきました。この予算を活用し、市民生活や市内経済への影響などあらゆる分野に目を配り、全力を挙げて迅速、果断に対応してまいりました。 主な
新型コロナウイルス感染症対策事業として、1、感染症拡大防止対策、2、雇用の維持と事業の継続、3、市民生活の安定と経済活動の回復の3つの視点を重点に施策を講じてきたところであります。 その結果、令和2年度決算においては、感染症対策事業として49億3,471万3,000円、歳出総額の18.2%を占める多額の決算額となっております。これら歳出に対する歳入につきましては、国の緊急経済対策に連動した国庫支出金、市単独事業に対応するための財政調整基金繰入金などを活用し対応しております。 このようなことで、
新型コロナウイルス感染症対策事業以外の決算内容の主要なものにつきまして、歳入からご説明申し上げます。 まず、自主財源の根幹であります市税につきましては、前年度比マイナス1.5%、6,139万3,000円の減少となり、決算額は39億7,526万2,000円となりました。 内容としましては、法人市民税につきまして、主要企業の納税額の減少及び令和元年10月からの税率改定などの影響により、前年度比マイナス15.8%、3,678万1,000円減少いたしました。 また、
固定資産税につきましては、企業等の設備投資の鈍化により、償却資産が減少となったことから、前年度比マイナス0.6%、1,253万円減少いたしました。 次に、歳入総額のおよそ3割を占めます地方交付税のうち、普通交付税につきましては、合併算定替えによる加算額の皆減等の影響はありますが、令和2年度算定においては、地方公共団体が地域社会の維持再生に向け自主的に取り組むための地域社会再生事業費の創設などの増加により、全体としては、前年度比プラス2.2%、1億3,885万1,000円の増加となりました。 繰入金につきましては、
新型コロナウイルス感染症対策事業への財源及び介護給付費の増加や後期高齢者の増加などによる各特別会計への繰出金の増加による財源を確保するため、財政調整基金から2億7,000万円の繰入れを行っております。 地方債につきましては、野津市民交流センター整備事業や下南地区コミュニティセンター整備事業、諏訪山体育館改修事業などに活用しましたが、前年度比マイナス2.2%、7,105万5,000円の減少となりました。 また、寄附金においては、近年、特に力を入れておりますふるさと納税につきましては、決算額として7億1,905万6,000円と多額の寄附をいただき、子育て支援などの重点プロジェクトに活用させていただきました。 次に、歳出においては、義務的経費全体では前年度比プラス7.2%、7億1,568万1,000円の増加となっています。 この内訳としましては、人件費においては前年度比プラス16.9%、4億9,675万円の増加となりました。要因としては、令和2年度よりの会計年度任用職員制度の導入により、報酬を物件費から人件費に計上することになったことが主な要因です。 扶助費においては、認定こども園の給付費などの児童福祉関係経費や生活保護費の増加により、前年度比プラス3.9%、1億7,167万円の増加となりました。 公債費では、平成27年、28年度の過疎対策事業債や、平成29年、30年の小災害復旧事業債の償還開始に伴う元金償還の増加により、前年度比プラス1.8%、4,726万1,000円の増加となりました。 次に、普通建設事業では、前年度比マイナス7.7%、3億5,220万4,000円の減少となり、決算額は42億5,163万6,000円となりました。 主な内容としましては、野津地域の中心街の活性化と利便性の向上を図る野津市民交流センターの整備事業、地域コミュニティの充実のため、旧商業高校敷地内への下南地区コミュニティセンター整備事業、健康づくり、身体づくりの環境のさらなる充実を図る諏訪山体育館の改修事業、防災対策として防災行政無線更新事業、情報通信ネットワークの光ファイバー化としてケーブルネットワーク再構築事業、また、社会資本整備総合交付金を活用した道路整備、さらに将来の企業誘致を見据えた産業振興対策として野津東部工場用地進入路整備事業など、地域と市民の安心・安全と希望を感じていただくための事業を各種財源を有効活用しながら重点的に実施してまいりました。 また、災害復旧事業費では、7月豪雨及び台風10号の被害からの復旧・復興に要した費用を中心に決算額で9,338万円となりました。 積立金の主なものとしましては、庁舎建設基金に1億23万6,000円、公共施設の老朽化等に対応するための主要施設整備基金に1億9,019万3,000円、また財政調整基金に1億9,490万3,000円の積立てを行いました。 その他の経費では、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計など各特別会計への繰出金が前年度比マイナス23.5%、6億2,680万7,000円の大幅な減少となりました。 主な要因としましては、
下水道事業会計が令和2年度より
地方公営企業法の財務規定を適用する事業会計へ移行することにより、繰出金を補助費として計上することになり、公共下水道特定環境保全等の繰出金が減少したことによるものです。 次に、財政指標の分析について申し上げます。 まず、経常収支比率ですが、歳入において、普通交付税、地方消費税交付金が増加したこと、また、歳出において、一般財源を充当する物件費、補助費や繰出金が減少したことで、経常収支比率につきましては、前年度対比で2.5ポイント改善し、91.9%となりました。 一方、財政健全化判断比率であります実質公債費比率は7.7%、将来負担比率はマイナス13.2%となっており、ともに前年度より改善しております。 合併後、行財政活性化大綱に基づく実行プランの取組、財政健全化への取組などの成果により、本市の財政基盤はしっかりしたものになったと考えております。 今後の取組としましては、第2次臼杵市総合計画後期基本計画、第2期臼杵市まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げたまちづくりの目標の実現に向け、積極的に取り組んでいく必要があります。
新型コロナウイルス感染症については、対応が長期化することを念頭に入れ、引き続き市民生活と市内経済の影響に目を配り、迅速、果断に対応してまいりたいと考えております。 今後も、国・県の動向を見据えながら、中長期の視点に立ち、計画的な事業を実施することで、財政負担の平準化を図り、財政の健全性と安定的な財政運営に取り組んでいきたいと考えています。 次に、第68号議案 令和2年度
臼杵石仏特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、ご説明申し上げます。 歳入総額は2,414万9,281円、歳出総額は2,406万8,381円となり、歳入歳出差引額の8万900円が翌年度への繰越金となりました。 なお、歳入のうち、観覧料収入につきましては1,952万8,716円で、前年度と比較しますと2,354万9,532円の大幅な減少となりました。また、拝観者数については、前年度と比較しますと、およそ62%減少しています。これは、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、観光客数全体が減少する中、臼杵石仏の拝観者数も大幅に減少していることが収入減として表れています。 次の第69号議案 令和2年度臼杵市
浄化槽整備推進事業特別会計歳入歳出決算の認定につきましては、説明を省略させていただきます。 次に、第70号議案 令和2年度臼杵市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。 歳入総額は54億8,014万203円、歳出総額は51億5,983万6,185円となり、歳入歳出差引額の3億2,030万4,018円が翌年度への繰越金となりました。 歳入においては、国保税率の引下げや
新型コロナウイルス感染症の影響などにより、保険税が前年度比でマイナス11.1%、9,031万974円の減少となりました。現年度分の収納率につきましては、前年度比で0.97ポイント上がり、95.15%となり、過年度分を合わせた収納率は前年度比で1.06ポイント改善し、79.07%伸びております。 歳出においては、保険給付費が前年度比でマイナス4.3%、1億7,039万9,364円の減少となりました。平成30年度からの国保制度改革に伴い、国保財政の状況は大きく変わりましたが、特定健診の推進、保健事業の強化等を行うとともに、保険税収納率向上に努め、健全な財政運営を目指します。 次に、第71号議案 令和2年度臼杵市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。 歳入総額は45億5,210万9,078円、歳出総額は45億5,171万8,910円となり、歳入歳出差引額の39万168円が翌年度への繰越金となりました。 まず、歳入では、介護保険料が7億4,861万8,787円で、前年度と比べ3.4%、2,602万656円減少しています。これは、令和元年10月から消費税率が10%に引き上げられたことにより、低所得者保険料の軽減強化が図られたことによるものです。現年度分の介護保険料徴収率は99.46%となっております。 一方、歳出では、保険給付費が41億7,402万7,522円となっており、前年度に比べ4.1%、1億6,305万4,625円の増加となっております。 認定者数が増加傾向にあり、それに伴って給付費も増えています。介護サービスが必要な方に必要に応じたサービスを提供できるよう、介護保険サービスの質と量を確保し、介護保険事業の円滑な運営を図ってまいります。 次の第72号議案 令和2年度臼杵市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につきましては、説明を省略させていただきます。 以上をもちまして、提案しました諸議案の説明を終わりますが、何とぞ慎重なご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(匹田郁君) 以上で提案理由の説明を終わります。 これより質疑を行います。 (なし)
○議長(匹田郁君) 以上で質疑を終結いたします。 若林議員、先ほど来、注意しましたが、なお議長の命令に従わないので、地方自治法第129条第1項の規定により、本日の会議が終わるまで議場の外に退去を命じます。 [10番
若林純一議員退席] -----------------------------------
△日程第4
委員会付託
○議長(匹田郁君) 日程第4、これより
委員会付託を行います。 ただいま議題となっております第67号議案から第72号議案につきましては、
決算委員会にそれぞれ付託いたします。 ここでしばらく休憩いたします。 午前11時02分 休憩
----------------------------------- 午前11時25分 再開
○議長(匹田郁君) 再開いたします。 -----------------------------------
△日程第5
決算委員長報告 質疑、討論、採決
○議長(匹田郁君) 日程第5、第67号議案から第72号議案を一括議題といたします。 これより委員長の報告を求めます。
決算委員長。 [
決算委員長 久藤朝則君登壇]
◆
決算委員長(
久藤朝則君)
決算委員長の
久藤朝則です。
決算委員会の審査報告を申し上げます。 先ほど本会議におきまして当委員会に付託をされました第67号議案から第72号議案の決算認定6議案について、休憩中に委員会を開催し、審査をいたしました結果、審査に相当の日時を要するため、いずれも閉会中の継続審査にすべきものと決しましたので、議長に閉会中の継続審査の申出を提出いたしました。 以上で報告を終わります。 令和3年9月30日
臼杵市議会議長 匹田 郁様
決算委員会委員長
久藤朝則
閉会中継続審査の申出書
本委員会は、審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定しましたので、会議規則第111条の規定により申し出ます。
記
1.事件 令和2年度決算認定6議案の審査について
(第67号議案から第72号議案)
2.理由 継続して審査する必要があるため
○議長(匹田郁君) 以上で委員長の報告を終わります。 これより委員長の報告に対する質疑を行います。 (なし)
○議長(匹田郁君) 以上で質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 (なし)
○議長(匹田郁君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 第67号議案から第72号議案については、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(匹田郁君) ご異議なしと認めます。 よって、第67号議案から第72号議案については、
委員長報告のとおり決しました。 休憩いたします。 午前11時28分 休憩
----------------------------------- 午前11時30分 再開
○議長(匹田郁君) 再開いたします。 -----------------------------------
△日程追加
議員提出議案第1号 上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(匹田郁君) お諮りいたします。 ただいまお手元に配付しております
議員提出議案第1号が提出されました。 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(匹田郁君) ご異議なしと認めます。 よって、
議員提出議案第1号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
議員提出議案第1号 臼杵市
感染予防等に関する条例の制定についてを議題といたします。 提案者の説明を求めます。 伊藤議員。 [5番 伊藤 淳君登壇]
◆5番(伊藤淳君) 議席番号5番、伊藤 淳です。 ただいま上程されました
議員提出議案第1号 臼杵市
感染予防等に関する条例の制定について、提案理由の説明を申し上げます。 つい先日、緊急事態宣言が解除され、一息ついたところではありますが、
新型コロナウイルス感染症の低年齢化や感染拡大及び重症化等の終息には、まだまだ先が見えず、第6波の到来の予想が騒がれ始める中、改めて感染予防を再確認し啓発を促すため及び他人に対してのいわれなき誹謗中傷や差別及び流言飛語の禁止を条例に定め、幼い子供や基礎疾患等によりマスクの着用やワクチン接種ができない人たちへの配慮をも促し、もって笑顔の行き交うふるさとの実現を図るため、この条例を制定するものであります。何とぞ慎重審議の上、議員皆様方のご賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(匹田郁君) 以上で
議員提出議案第1号についての説明を終わります。 これより質疑に入ります。 河野議員。 [1番 河野 巧君登壇]
◆1番(河野巧君) 議席番号1番、河野 巧です。
議員提出議案第1号 臼杵市
感染予防等に関する条例の制定について質疑させていただきます。 これまで臼杵市及び
臼杵市議会では各種の条例を定めてきたと聞いています。私も議員になる前に、臼杵市の最高規範としてつくられた臼杵市まちづくり基本条例、いわゆる自治基本条例の選定メンバーとして携わりました。選定にあたっては、平成22年5月より調査を開始し、平成23年度には市内各地区26か所を回り説明とアンケートを実施し、平成24年9月に約1か月かけてパブリックコメントを行い、平成25年4月より施行されたと記憶しています。 一方、現在、
臼杵市議会では議会基本条例を策定中です。昨年の6月から第1回目をスタートし、1年たった今現在も内容について特別委員会で協議を続けています。条例を策定するといったことは、とても大変で大切なことだと考えます。今回の条例の制定にあたっての内容については、私は今日初めて目にしたところでございます。中を拝見しますと、市民への条文もあり、この条例案については、議会だけで話し合って決めるのではなく、素案ができた段階で市民へ向けてのパブリックコメントを行いながら、丁寧に作っていくことが必要だと考えます。これまでも条例の制定については、そういった流れだと記憶しております。 そこで、2点質疑させていただきます。 1点目、この条例の制定について、これまでの策定経過についてご説明をお願いします。 2点目、こういった市民に関係ある条例を策定するにあたって、パブリックコメントは行わず提案になっていた理由について質疑させていただきます。 以上、よろしくお願いいたします。
○議長(匹田郁君) 伊藤議員。 [5番 伊藤 淳君登壇]
◆5番(伊藤淳君) ただいま河野議員から質問を受けました2点についてお答えしたいと思います。 まずは、策定経過につきましてでございますけれども、先ほど感染予防の条例案の提案理由について述べましたとおり、まさに今、感染拡大を防がないといけない時期に入っております。関係した議員で非常に審議を重ね、協議をし、先日、任意会議の下で皆さんに公表し、審議を重ねてきたのが、これまでの経過というふうに思います。 それと、もう一つ、次の2点目、パブリックコメント等をしなかった理由についてでありますが、新しく内容をつくるというふうな条例であれば、河野議員がまさに言われたとおり、きちんとした経過を通って策定をするのが私も本筋だというふうに思います。ただし、今回の条例は、こういった感染予防を図らないといけないときに、臼杵市がどう計画して対策行動するかということを示した臼杵市新型インフルエンザ等対策行動計画の内容をそのまま書いたものであります。これは、平成27年3月に策定された計画であり、既に市民皆様方に向けても周知がされている内容をそのまま書き足したものでありますので、十分内容は周知されているというふうに思い、今回省略をさせていただいたものであります。 以上、2点の質問についての説明にさせていただきます。
○議長(匹田郁君) 奥田議員。 [9番
奥田富美子君登壇]
◆9番(
奥田富美子君) 議席番号9番、
奥田富美子です。 ただいま提案されました臼杵市
感染予防等に関する条例案について、4点質問をさせていただきます。 昨年の1月から約1年8か月、コロナの感染拡大が続いておりまして、臼杵市民にとりましては、手洗い、うがい、密を防ぐ、そしてマスクの着用は、特別な理由がある方以外は、かなり定着していることと認識しています。この時期に、あえて条例にするという理由について、お尋ねいたします。 それと、この条例について、罰則はどのようにお考えでしょうか。 それと、先ほどもありましたが、パブリックコメントについてですけれども、市民に選ばれた議員の提案ですから、より丁寧に、やっぱりパブリックコメントは求めるべきだと思います。パブリックコメントを求めない理由についてお願いいたします。 以上、4点です。
○議長(匹田郁君) 休憩いたします。 午前11時42分 休憩
----------------------------------- 午前11時43分 再開
○議長(匹田郁君) 再開いたします。 伊藤議員。 [5番 伊藤 淳君登壇]
◆5番(伊藤淳君) 奥田議員のご質問にお答えいたしたいと思います。 まず1つ目、この条例をあえて今、制定しないといけない、この時期についてというふうなご質問だったと思います。 これについては、先ほどの条例制定の理由にも述べましたとおり、まさに今、感染拡大をまた予防しないといけない、対策をしないといけない時期に、真っ最中だと私は思います。それであるにもかかわらず、先ほど申しました臼杵市民の方が、新型インフルエンザ等対策行動計画に基づいて一生懸命感染拡大予防対策を取っていただいている。その計画書の中に、実は議会の位置づけが入っていないんです。ですので、市と一緒になって対策を取っていくためには、遅れることなく、議会の議員の責務をこの条例としてうたい、今、遅れを取らないように、この時期に入れて、第6波に向けて、対応は議会も一緒になってできるように、うたい込まないといけないという責務をここでうたいたかったということでございます。 これは、2つ目のあえて条例化する理由にも、ちょっと今もう一緒に入ってしまったんですけれども、行動計画に我々議会の位置づけが示されていなかったということもありますので、条例として、あえてうたい、我々議員も、襟を正すというのも変ですが、きちんと行動していく、一緒になって行動していくことを明示する必要があるというふうに考えたからであります。 3つ目の罰則はということなんですが、ご覧のとおり罰則規定はありません。ただ、内容を見ていただくと分かるように、計画に基づいて市と我々議員については感染拡大の防止をやらないといけないという責務が課せられている条例になっております。市民の皆様は、あくまで我々が提供させていただく情報等に留意していただいて、感染拡大に気をつけていただきたいというふうなお願いをこの条例の中ではうたっているというふうな内容になっておりますので、罰則規定は考えておりませんし、中に入っておりません。 4つ目のパブリックコメントにつきましては、先ほど河野議員のご質問にもありましたとおりの内容ですので、ここでは省略させていただきたいというふうに思います。 以上であります。
○議長(匹田郁君) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております
議員提出議案第1号については、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略したいと思います。 これに、ご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(匹田郁君) ご異議なしと認めます。 よって、
議員提出議案第1号については
委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 (なし)
○議長(匹田郁君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 奥田議員。
◆9番(
奥田富美子君) 退席させてください。 [9番
奥田富美子議員退席]
○議長(匹田郁君) 河野議員。
◆1番(河野巧君) 私も退席させていただきます。 [1番 河野 巧議員退席]
○議長(匹田郁君) 休憩いたします。 午前11時48分 休憩
----------------------------------- 午前11時49分 再開
○議長(匹田郁君) 再開します。
議員提出議案第1号については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(匹田郁君) ご異議なしと認めます。 よって、
議員提出議案第1号については、原案のとおり可決されました。--------------
△議決結果
-------------- 議案番号件名結果
議員提出議案第1号臼杵市
感染予防等に関する条例の制定について
原案可決 [1番 河野 巧議員・9番
奥田富美子議員入場]
○議長(匹田郁君) 休憩いたします。 午前11時50分 休憩
----------------------------------- 午前11時51分 再開
○議長(匹田郁君) 再開いたします。 -----------------------------------
△日程追加 決議案第1号 上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(匹田郁君) お諮りいたします。 ただいまお手元に配付しております決議案第1号が提出されました。 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(匹田郁君) ご異議なしと認めます。 よって、決議案第1号を日程に追加し、議題とすることに決しました。 決議案第1号
若林純一議員に対する
議員辞職勧告決議案を議題といたします。 提案者の説明を求めます。 伊藤議員。 [5番 伊藤 淳君登壇]
◆5番(伊藤淳君) 議席番号5番、伊藤 淳です。 議長から発言の許可をいただきましたので、
若林純一議員に対する議員辞職勧告決議について、案を朗読して提案理由の説明に代えさせていただきます。 決議案第1号
若林純一議員に対する議員辞職勧告決議 我々、
臼杵市議会議員は、議員として又
臼杵市議会の一員として、その立場と職責の重さを深く自覚し、法令を遵守し、社会的な規範を守り、高い倫理観と見識をもって、市政の発展と市民の暮らしの向上に努めていかなければならない。 しかしながら、
若林純一議員の以下の一連の行動及び言動は、地方自治法・
臼杵市議会会議規則・
臼杵市議会委員会条例に反するものであり、また
臼杵市議会の申し合わせ事項を守らないとする行為は、社会的な規範を遵守するという意識に欠けると言わざるを得ない。これらは議員としての品位と資質に欠けるものであるとともに
臼杵市議会の品位と信用をも貶めるものである。 1.令和3年4月、
若林純一議員の広報紙(春夏号)の内容に、不備があること及び議員の想像による文章が掲載されており、
臼杵市議会に対する誤解を生む恐れがあると認められることから、広報誌の配布停止と内容の修正などを、会派代表者会議で協議し、議長が
若林純一議員へ申し渡した。 しかし、当人は「違法ではない」と主張し、これを拒否した上、広報誌の配布を継続した。 2.令和3年6月定例会の一般質問において、ワクチン接種に関わる未公表の個人情報について、年齢性別など個人が特定され、そのプライバシーが侵される内容の発言を行った。これは、地方自治法第132条の「他人の私生活にわたる言論をしてはならない」との定めに反するものである。また、臼杵市医師会より対処を求める文書が
臼杵市議会へ寄せられ、個人を特定される文言の取り扱いについて対応に迫られた。 3.令和3年8月、市内の中学校周辺や駅などで、マスクを着用せずに
新型コロナウイルスのワクチン接種の子どもへの接種停止を求めるチラシを配布した。この行為に対し、
臼杵市議会に市民から複数の抗議が寄せられるとともに、市・教育委員会・臼杵市医師会からも対処を求める文書が提出されるという事態となった。これに対し、
臼杵市議会は、全員協議会において、
臼杵市議会会議規則第151条の「議会の品位の尊重」に規定する定めに反する行為に準ずるものと考え、
臼杵市議会として厳重注意を行った。 4.令和3年9月定例会の一般質問において、申し合わせ事項を守らない行為に対して、議長から再三の注意を受けているにもかかわらず、議長に発言の許可を求め、一般質問に立った議員の発言を妨げた。この行為は、地方自治法第104条及び第129条の「議場では、議長の指示に従わなければならないとの議場の秩序維持の規定」と
臼杵市議会会議規則第50条及び第52条の「議場での発言は議長の許可を得て行わなければならないことと、発言は発言通告した者がすべて発言を終わった後でなければ発言できないとする規定」に反するものである。 5.令和3年9月16日の
教育民生委員会において、申し合わせ事項に反し、マスクを着用せずに着席。委員長から再三に渡り注意を受けたが従わなかった。このため、委員長から退出を命じられたがこれにも応じず、もって、委員会を紛糾させ、冷静に意見を交わせる状況ではなくなり、散会せざるを得ないこととなった。この行為は、臼杵市委員会条例第11条及び第22条の「委員会では委員長の指示に従わなければならないとの委員会での秩序保持の規定」に反するものである。 6.令和3年9月21日の
教育民生委員会において、申し合わせ事項に反し、マスクを正しく着用せずに着席。委員長から注意を受けたが従わなかった。この行為は、臼杵市委員会条例第11条及び第22条の「委員会では委員長の指示に従わなければならないとの委員会での秩序保持の規定」に反するものである。 7.令和3年9月定例会の
決算委員会において、会議の冒頭に、委員長が「適切なマスク着用のルールの遵守をお願いします」と告げたにもかかわらず、申し合わせ事項に反し、マスクを正しく着用せず、再三の注意を受けるもこれに応じなかった上に、無断退席した。この行為は、
臼杵市議会会議規則第154条の「会議中に無断で席を離れてはならないとの規定」及び臼杵市委員会条例第11条及び第22条の「委員会では委員長の指示に従わなければならないとの委員会での秩序保持の規定」に反するものである。 8.令和3年9月定例会の
予算委員会において、会議の冒頭に、委員長が「適切なマスク着用のルールの遵守をお願いします」と告げたにもかかわらず、申し合わせ事項に反し、マスクを正しく着用せず、再三の注意を受けるもこれに応じなかった上に、無断退席した。この行為は、
臼杵市議会会議規則第154条の「会議中に無断で席を離れてはならないとの規定」及び臼杵市委員会条例第11条及び第22条の「委員会では委員長の指示に従わなければならないとの委員会での秩序保持の規定」に反するものである。 9.
若林純一議員は、9月21日以降、自身のブログやフェイスブックなどSNSを通じて、若林議員とほか2名の連名による「あすなろの会」と称した名義により、『本当に必要ですか?子どもへのワクチン』と題した意見広告の掲載費用の寄附の募集を行っている。また、9月29日現在で、金491,000円を受領したことを報告している。 この行為に対し、市民から、「あすなろの会」は、政治団体の届出が出されておらず、寄附金の振込先に、
若林純一議員個人の口座を指定していることから、政治資金規正法第21条の2および第22条の2に違反する形で寄附金を受領した疑いがあるとの指摘が寄せられている。 この事案についても、市民に疑念を持たれる行為として、
臼杵市議会としても懸念し、動向を注視しているところである。 以上、
臼杵市議会議員としてのコンプライアンス、議員としてのあるべき姿、社会人としての道徳や倫理観について、我々は再三に渡り求めてきたが、これまでの
若林純一議員の行為は、議員としての規範意識が著しく欠如していると言わざるを得ない。また、市議会の品位を貶めるとともに、市議会に対する市民の信頼を失墜させている。さらに、臼杵市全体のイメージダウンにも繋がっており、もはや看過できないものである。 よって、
若林純一議員は、事の重大さを真摯に受け止め、自らの意思により直ちに議員の職を辞することを勧告する。 以上、決議する。 令和3年9月30日
臼杵市議会 若林純一に対する
議員辞職勧告決議案は以上であります。議員皆様方のご賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(匹田郁君) 以上で提案者の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 河野議員。 [1番 河野 巧君登壇]
◆1番(河野巧君) 議席番号1番、河野 巧です。 決議案第1号
若林純一議員に対する
議員辞職勧告決議案につきまして質疑させていただきます。 私が議員になって3年半、これまでこちらにいらっしゃる皆様方と一緒に、議会の運営、施策、いろいろと勉強させていただきました。その中で、一議員が今回行った対応については、問題な部分は多々あると思います。しかし、議員辞職勧告とは、他の議員がすべきことではなく、有権者がするものと理解しています。仮に、若林議員に対して議員辞職勧告を出すことができるとすれば、それは選挙した住民が判断することだと考えます。我々他の議員が適当か不適当かを判断する立場にはないと考えます。 折しも来年4月には
臼杵市議会議員選挙も控えています。議員の任期は4年と法律で保障されています。議会が
議員辞職勧告決議案を可決したとしても法的拘束力はありません。また、若林議員が議員辞職勧告決議に従わなかった場合、議会の権威が損なわれることが考えられます。 そこで、1点、リコール制度がありますが、なぜ議員辞職勧告決議なのか。この内容について、これまでの流れをお示しください。 以上でございます。
○議長(匹田郁君) 伊藤議員。 [5番 伊藤 淳君登壇]
◆5番(伊藤淳君) 河野議員のご質問にお答えいたします。 辞職勧告決議ではなく、なぜリコールという制度を用いなかったのかというふうなお話であったと思います。 そもそもリコール制度とは、市民の皆様によって提案されるものであり、議会、議員ができるものではありません。そう私は認識しております。ということと、辞職勧告決議は、議会として、私たちの議会の意思を本人に対して示すというものであり、議会の意思表明として認められている制度であります。この2つを比べましたときに、リコールという制度を私たちは行使することはできません。市民の皆様があくまで運動として起こすものでありますので、今回は私たちが取り得る手段として勧告決議というものを選択させていただいたわけであります。 以上であります。
○議長(匹田郁君) 広田議員。 [7番 広田精治君登壇]
◆7番(広田精治君) 議席番号7番、広田精治です。 若林議員の辞職勧告決議案に関して、1点だけご質問いたします。 一般的に、議員辞職勧告決議は、言うまでもなく、議員の政治生命を左右する極めて重いものだと思います。しかも、こうした問題は、今後、全ての私たち議員に対しても起こり得るものです。 そこで、提案者に伺います。勧告の理由とされた1、そして3に関連してです。 これが議員の政治活動の自由、表現・言論の自由に制限をかけることにならないかどうかについて、どのように検討されたか。検討されていれば、その検討内容を教えてください。 以上です。
○議長(匹田郁君) 伊藤議員。 [5番 伊藤 淳君登壇]
◆5番(伊藤淳君) 広田議員のご質問にお答えいたします。 勧告決議案の事案1と3の内容が主にということでありました。それと、内容は、議員としての政治活動、言論の自由を制限しているのではないかというご質問であったと思います。 もとより、本勧告決議案は、政治活動について、また言論の自由について述べているものではありません。ルールを守っていただきたいということが本質の勧告決議案であります。ですので、この1番、3番の訴えている本質のところは、政治活動を行ったことではなくて、行ったことについて、市民の皆様方の人心を乱し、議会に対して苦情が寄せられ、議会の品位をおとしめたという行為が、
臼杵市議会会議規則第151条の議会の品位の尊重に反しているのではないか、そのルールに反しているのではないかというところが訴えたかったというか、この本質だというふうに思っております。 ですから、政治活動を制限するものでもないし、思想信条の表現を制限しているつもりはありません。あくまで我々議会の品位の尊重とルールを守っていただきたいということが本勧告決議案の趣旨であります。4月以降としているのは、本年度、令和3年度に入りましての中でも1から9の事案が該当するんではないかということで、提案をさせていただいているというのが本筋でございます。 以上でございます。
○議長(匹田郁君) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております決議案第1号については、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略したいと思います。 これにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(匹田郁君) ご異議なしと認めます。 よって、決議案第1号については、
委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 (なし)
○議長(匹田郁君) 以上で討論を終結いたします。 この採決は、起立によって行います。 河野議員。
◆1番(河野巧君) 退席させていただきます。 [1番 河野 巧議員退席]
○議長(匹田郁君) 決議案第1号については、原案のとおり決することに賛成諸君の起立を求めます。 [起立せる者多数]
○議長(匹田郁君) ご着席ください。 起立多数であります。 よって、決議案第1号については、原案のとおり可決しました。--------------
△議決結果
-------------- 議案番号件名結果決議案第1号
若林純一議員に対する
議員辞職勧告決議案原案可決
○議長(匹田郁君)
若林純一議員に対する議員辞職勧告決議
若林純一 殿 先ほど決議されたとおり、
若林純一議員におかれましては、事の重大さを真摯に受け止め、自らの意思により、直ちに議員の職を辞することを勧告します。 令和3年9月30日
臼杵市議会議長 匹田 郁 [1番 河野 巧議員入場] -----------------------------------
△日程第6 議員派遣の件について
○議長(匹田郁君) 日程第6、議員派遣の件についてを議題といたします。 お手元に配付しております一覧表のとおり、議員派遣の申出があります。 議員派遣の件(令和3年9月定例会)●議員派遣(団体名等)
副議長 吉岡 勲●目的
令和3年度大分県市議会議長会副議長研修会●場所
由布市●期間
令和3年11月25日の1日間
○議長(匹田郁君) お諮りいたします。 大分県市議会議長会副議長研修会については、議員派遣の申出のとおり決定することにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(匹田郁君) ご異議なしと認めます。 よって、大分県市議会議長会副議長研修会については、申出のとおり議員派遣することに決定しました。 なお、やむを得ない事情による変更または中止については、その決定を議長に一任願います。 お諮りいたします。 今期定例会で議決されました事件につきまして、その条項、字句、数字その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。 これにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(匹田郁君) ご異議なしと認めます。 よって、議決されました事件についての条項、字句、数字その他の整理につきましては、議長に委任することに決定いたしました。 以上で、今期定例会の日程は全て終了しました。 これをもちまして、令和3年
臼杵市議会9月定例会を閉会いたします。 午後0時22分 閉会
----------------------------------- 令和3年9月30日 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
臼杵市議会議長 匹田 郁 会議録署名議員 長田徳行 〃
久藤朝則...